映画の併映が義務づけられます

映画の中心的な観客であった労働者の多くが失業して

テレビの創生期
一方、民放は、いくら「視聴者センター」の担当者が真摯に対応しても、現場は日々の仕事に追われ、また、「業界人」を気取って一般視聴者を「パンピー(-般ピープル)」と呼んで蔑視する風潮があり、よほど催促しないかぎり、まともな応答など得られないことも多いでしょう。番組担当部署に直接に電話をかけても、ADが取って聞くだけで、もみ消されてしまいます。ましてローカル局の場合、ほとんどの番組はキー局から送られてくるだけで、内容も事情もわからず、暖簾に腕押しです。しかし、より上位、メならば、テレビは、きわめて強い縦社会になっています。それゆえ、番組に対して真に苦情があり、視聴者センター経由ではまともな応答が得られない場合には、制作現場などではなく、つまり、部長や局長、さらには社長、番組審議会に弁護士名付の書面で正式に申し入れると、手のひらを返したように、あわてて現場責任者が飛び出てきます。

ボードのテイクナンバーを書き換えて、再び「アクション!」。予定のセリフや動きがうまく終わっても、ディレクターはもちろん「カット!」です。編集のための余裕時間をクラ前後にふかしても一般には1カット1アクション、わずか10秒程度です。しかし、ディレクターに思うところがあって、そのままカメラを回させ続けることもあります。この場合、「カット!」の声がかかるまで、俳優もカメラもアドリブで演技と撮影を続けなければなりません。

撮影してきました

とりあえず予定のアクションのテイクが撮れた場合、ディレクターは、「キープ!」または「プリント!」を宣言します。「キープ」の場合は、同じカットをさらに取り直します。「プリント」の場合は、そのカットは終了。次のカットのセットアップに移ります。この間、クラーク(コンティヌィティガール、スクリプター、記録係)が、カットごとの小道具の様子はもちろん、カメラのレンズや絞り、テイクごとの違いなどを細かく記録していきます。

声優になるには学校に入らなければダメでしょうかオーディションに対しての返信です


映像機にこだわりタレントのキャスティング会社いってみれば、ある公園全体を占拠し、排他的にさまざまな看板を並べて大道芸で客寄せ商売をしているようなものです。そこには当然、公共の利益も求められるべきでしょう。そこで、総務省は放送免許において、すべてのテレビ局に、外部の有識者による「番組審議会」を開き、その放送内容を定期的にチェックすることを義務づけています。また、テレビ局は、「視聴者センター」を置き一般視聴者の質問や意見を受け、これを直接に番組担当責任者に回送して応答させるとともに、その詳細を「番組審議会」に報告して、経営陣へ申し送りをするしくみを整えています。「みなさまの受信料」で作られているNHKの「視聴者センター」は、きわめて迅速かつ丁寧な応対で、深夜の台風の天気図のフィラー·ミュージック(背景音楽)を問い合わせても、その曲名からCD番号まで即答できるほどです。

俳優がスタジオに揃う中

一方、民放は、いくら「視聴者センター」の担当者が真摯に対応しても、現場は日々の仕事に追われ、また、「業界人」を気取って一般視聴者を「パンピー(-般ピープル)」と呼んで蔑視する風潮があり、よほど催促しないかぎり、まともな応答など得られないことも多いでしょう。番組担当部署に直接に電話をかけても、ADが取って聞くだけで、もみ消されてしまいます。ましてローカル局の場合、ほとんどの番組はキー局から送られてくるだけで、内容も事情もわからず、暖簾に腕押しです。しかし、より上位、メならば、テレビは、きわめて強い縦社会になっています。それゆえ、番組に対して真に苦情があり、視聴者センター経由ではまともな応答が得られない場合には、制作現場などではなく、つまり、部長や局長、さらには社長、番組審議会に弁護士名付の書面で正式に申し入れると、手のひらを返したように、あわてて現場責任者が飛び出てきます。

声優が参加しています


オーディション応募用写真を
とにかくニュースは、毎日の帯番組なのです。なにか事件があったときのために枠はあらかじめとっておいた方がよい、というのが編成局の考えなのでしょうが、報道局からすると、そう簡単にはいきません。新聞やラジオとちがって、テレビは「絵」が命ですが、事件があったところで、事件の現場にあらかじめ局のカメラがあることはまずなく、せいぜい事件が終わった後の現場に行ってすでに警察が捜査をしている場面を撮るくらいで、それもネット局の中継車が放送時間に間に合うかどうか当てになりません。まして、政治ネタは、「定例記者会見」(記者クラブによる政治家とのとりきめ行事)はもちろん、「ぶら下がり」(政治家への者たちの直接取材)でも、コメントなしでダンマリを決め込まれる可能性も高いものです。絵がない、コメントがない、となると、記者からの電話を「勧進帳」(取材メモからの拾い読み)で聞き取ってその場で「アナ原(アナウンス原稿)」を起こし、その長さから逆に「絵解き」として参考資料映像などを使って「絵作り」をしなければなりません。

テレビジョンフランス2オーディション3

こんなきわどいやり方は1回のニュース番組でいくつもできないので、残りは、通信社からの配信ネタか、道路の新設だとか節分の豆まきだとかの予定行事の埋草ネタで無難に毎日をしのぐことになります。そして、政治家の方もこれをよく知っているので、選挙が近づくと、現役の知事や議員はやたら「リボンカット(開通開設行事)」や「鍬入れ(くわいれ、建設開始行事)」を予定して、自分の業績をニュースで採り上げてもらおうとする傾向があります。こんなやりすごしばかりでは視聴率が取れるわけがありません。しかし、予定行事にもかかわらず高い率が取れるネタが一つありました。それは、スポーツです。